相模原市は平成22年度より市内の中小企業の支援策として、新製品を開発した企業から申請があり、技術評価担当機関から一定の評価を受けた新製品につき、トライアル発注認定審査会を開催して、今後のトライアル発注や販路開拓ナビの紹介などの支援を行なうに相応しい新製品化か否かを判定しています。
これは地元中小企業の支援・育成策で、例えば横浜市は資材や用役の発注に当り、市内の中小企業を優先していますが、これと同等の支援と思われます。
７月２５日開催の審査会に、当NPOの理事長が審査員として出席しました。 応募１７社の新製品について新規性・独自性、有用性、市場性等につき審査し、適否を５人の審査員が判断するものです。
省エネ（LED関係、断熱材）、エコ（ガーデニング関係、光触媒）、コミュニケーション、健康など時流に合うタイムリーな新製品が多かったのですが、当然のことながら侃々諤々の議論を経て、結果的に多くの新製品が適の評価を得て、審査会は閉会しました。
審査会の結果をもとに、認定事業者の決定は市長が行ないます。認定されるとトライアル発注や販路開拓ナビの紹介などの支援策が講じられます。
